freq×HardcoreAmbience 無事に終了しました

無響室や残響室など普段は研究や実験などで使われる特殊な環境での演奏などがあり、タイムテーブルに沿って、1、2階や地下に行ったり来たりして観覧する形で行われました。

全員がどんな音を鳴らすのか全く予測がつかない中で、自分はこの一年、地味に録り溜めていた20GBくらいのサウンドファイルからカットアップ+コラージュ+ポストクラシカル的な音像で演奏しました。

スピーカーがMeyer Sound。ソフトウェアでコンプを掛けていたんですが、ウーファーが強烈な音で鳴っていた為、本番は全チャンネルのコンプをきってリミッターのみで数dBレベルをさげるくらいで丁度良い輪郭になりました。

全てのレビューを書くととんでもない長文になりそうなので無響室のnyantra+duennのパフォーマンスを紹介します。
定位がくっきりと分かるアタックの強い音とスピーカー周りに張り付く様なアンビエントの音が対角線上のスピーカーに振り分けられ、心地よい部分があったり違和感があったり脳だけでなく身体中の神経を刺激されるような変な感覚になりました。ただ、無響室の床が網の目のようになっていて万が一携帯落とすと手元に戻ってこない可能性があったので写真は撮れませんでした。

打ち上げは、主催の城さんの研究室にて色んな成果物など見せてもらって、終始アカデミックな内容になってましたがその後は反動なのか外部組でグダグダな話で盛り上がりました。ナカコーさんは次の日熊本で2公演やった後、山梨で別のプロジェクトのライブに出演という事でやはり強靭な精神力をお持ちの方でした。