4月 16, 2019

経過報告2 | Progress report 2

あれから約2ヶ月が経ちました。

今回の経緯をご存知の方には大変ご心配させてしまった事を申し訳なく思っています。
またメッセージなど頂き皆さんの御心遣いが救いとなりました。
改めてお礼を言わせてください、本当にありがとうございます。

近況としましては、仕事におきましては今後の状況により福岡と大阪の行き来が多くなると判断して常駐ではなくリモート且つ変則的なシフトで働ける案件を探し始めたり、また、損害賠償請求を進める為の弁護士の選定、警察との現場検証や事故状況の報告からの裁判へ向けた準備など慣れない状況が続いており、精神的な疲弊、何よりも理不尽な出来事に加え不明点等のモヤモヤとしたものが頭の中にこびり付いており、自己の中の矛盾した想いがぐるぐると回っているようなコントロールの効かない精神状態が続いていましたので、いっときの間、睡眠も碌にとれずに人との関わりを断絶して荒んな生活を送っていましたが、そんな中無理矢理にでも仕事を再開して事務的ではあるけれど最小限のコミュニケーションをとりながら社会との関わりの中で少しづつ冷静に今の状況を受け入れるに至りました。

叔父の死から間も無く父の死という出来事が連続し、精神や物事の捉え方が同じ死という結果でも全く異なるのだなと実感したものです。

叔父の死の際には悲しみはありましたが、糧とし作品や仕事に対する意欲は逆に上がったのですが、父に関しては、自分の中のどこかのストレージ(容量)が満タンの状態になってるような、お腹いっぱいの状態と言いますか作品を見ても音楽を聴いても直ぐに自分の中の許容量がいっぱいとなって感覚がシャットアウトするような事象が起こっていました。

2つの死に対する差異は恐らく納得出来ない点や理不尽な現状への不満などで起こった事であると今では何となく分析できるのですが、その頭の中のモヤモヤした何かを払拭するきっかけを無理矢理作ろうとしても(例えば四十九日や元号の変わり目など)結局のところ解決はしないんだろうなと。

これまでの優先度や価値観の変化などによる自己嫌悪と自信の喪失が人や社会と向き合う際の壁となっているのも自覚しております。本当に自分はつくづく弱い人間だと思いますね。

それらを打破するには、無理矢理にでも、社会と繋がりを持ち他者を受け入れコミュニケートしてその領域に溜まったモヤモヤを押し出してクリアしていく事しかない気がします。

これからは、一度崩れた自信の回復や自己の柱のようなものの再定義も必要なのかなと思っており、それらを元に今一度人生の歩み方や表現方法を模索する事から始めます。

今後の起訴・不起訴がどうなるかは担当の検事にお任せするしかないのですが、裁判というある意味の悪意と対峙しつつも自分や家族の人生を事件の前と同様な生活を取り戻していきたいです。

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